犬の飼い主様へ
飼い主様が愛犬にしてあげられることは日々の散歩や食事、シャンプー・トリミングだけではありません。
感染すれば命の危険のあるフィラリア予防
伝染病から守る混合ワクチン
狂犬病予防法で義務づけられた狂犬病予防注射
人やお隣のワンちゃんにも移る可能性のあるノミ・ダニの予防
また、年に一回健康検査を受診することも、病気の予防に役立ちます。
病気を治すのは、その仔にとっても、保護者の方にとっても大きな負担になります。
ならないようにする努力はその1/10以下です。
当院でお勧めしている成犬の予防年間スケジュール

フィラリア予防
ワンちゃんの血液→蚊→他のワンちゃんと蚊を媒介にする伝染病です。もし、予防を怠りフィラリアになってしまった場合、ご自身の愛犬を失うだけでなく、ご近所のワンちゃんにもご迷惑をかけてしまいます。地域の皆様が皆予防を行うとその地域からフィラリア症を撲滅することも可能です。
予防期間が空いてる場合は、血液検査でフィラリアの感染を確認して、飲み薬や背中にたらすお薬などで、予防します。
詳しくはご相談ください。
狂犬病予防注射
狂犬病予防法で飼い主の方は『年度ごと注射し、注射を打ったことを保健所に届ける』ことになっております。
万が一、副反応(顔が腫れた、元気がなくなった、嘔吐など)が現れた場合は、ご連絡ください。
ノミ・ダニの予防
痒いだけでなく、ノミ・ダニが媒介する伝染病も多くあります。その中には、人間にもうつる病気があります。 月一回首に垂らす付け薬や飲み薬でしっかりと予防しましょう。
混合ワクチン
3年に一度の注射で
5種混合ワクチンなら
ジステンパー、犬アデノウイルス感染症(2種)
犬パラインフルエンザ、犬パルボウイルス感染症
犬コロナウイルス
8種混合ワクチンなら
上の5種+レプトスピラ2種
と一度に多くの病気の予防ができます。
抗体検査は年に一度行います。
よく「家の仔は何種を打ったらいいですか?」
とのお問い合わせがあります。
犬種や体の大きさ、生活の範囲などでその仔に合ったものを選択いたしますので、ご来院の際にご相談ください。
ワクチン接種のご予約は不要です。
体調が良く、シャンプーや旅行など疲れる予定が注射後1週間はない時期を選んでご来院ください。
また、注射後は、安静にし、体調に変化があれば必ずご連絡ください。
猫の飼い主様へ

とにかくかわいい。
外に出したくない。病院で怖い思いをさせたくない。
気持ちはわかりますが、やはり予防はすべきです。
ネコちゃんは、かなり具合が悪くなるまで、元気に振る舞うので、「いつもと違うな」と飼い主様が気づいた時には、かなり病気が進行していることも少なくありません。
手遅れにならないようにするには、ワクチンや爪切りなどで、定期的に通院し、獣医師に診てもらうこと、最低でも1年に1回は健康検査を受けることです。大切な仔を守ってあげられるのはあなたしかいません。
具合が悪くなった場合、『初めての病院』と『通い慣れた病院』とで治療するのでは、心の負担も全く違います。
元気な時から通っていただき、ネコちゃんとの信頼関係を築いていきたいと考えております。
ワンちゃんを怖がる仔は、ご来院前にご連絡いただければ、ワンちゃんのいない時間帯にご誘導いたします。
ご連絡ください。(TEL.052-771-2777)
どんな予防があるのか
(一歳未満の仔の予防は子猫を飼ったらをご参照ください)
三種混合ワクチン
一回の注射で
猫カリシウイルス感染症猫ウイルス性鼻気管炎
猫汎白血球減少症
と3つの病気を一度に予防できます。
外に全く出ない仔も油断されませんように、誤って外に出てしまう場合や家族の衣服に付着したウイルスを持ち込むこともあります。
※ワクチン接種後丸一日は慎重に経過観察、何か変化があればご連絡ください。 1週間はストレスのかかることは 禁止です。万が一、副反応(顔が腫れた、元気がなくなった、嘔吐など)が現れた場合は、お早めにご連絡ください。
猫白血病ワクチン・猫エイズワクチン
感染していないことを血液検査で確認し、陰性であれば接種できます。その後は年に1回の接種で予防効果が得られます。
ノミ・ダニ予防(月一回、首の後ろに垂らす薬)
お外で生活している仔にはかなりの確率でノミがついています。遊んだりけんかによる接触でうつされることもあります。
外に出さない
りっぱな予防です。お外で生活している仔の平均寿命は4歳以下と言われています。それだけ外は危険なのです。ケガ防止、病気をもらわないようにお外には出さない工夫が必要です。